ガス代のかかる給湯器

プロパンガス代が異常に高い原因は?おかしいと感じた時の対処法

ガスは、寒い部屋をファンヒーターで暖めたり給湯器で冷たい水をお湯にする冬にたくさん使います。しかし、季節に関係なくプロパンガス代が異常に高いと感じる方もいるようです。


どのようなシーンでガス代が異常に高くなるのか。原因について答えます。

こちらの記事でガス代が急に上がった時の対処法を紹介します。ぜひ、参考にしてください。

プロパンガス代が異常に高い原因

プロパンガス代が異常に高いと感じた時は、以下の3つを確認してください。

  • ガス漏れしていないか確認する
  • お風呂の給湯器の故障を疑おう
  • 単価が急に上がった。契約内容、請求書を確認

家庭のガス漏れや機器の故障ではなかったら、ガスの契約書の内容(基本料金、従量単価、手数料など)を確認しましょう。

請求書内容がおかしいと感じた時の対処法を1つずつ詳しく解説していきます。

ガス漏れしていないか確認する

ガス代が異常に高いと感じたらまずはガス漏れしてないか確認してください。

ガス漏れは、配管設備(フレキ管、ガス栓、接続部材)のゆるみ、設備取付工事のミス、各機器の経年劣化によるもの、台風や地震などの自然災害によるものなど色々な原因で起こます。

家庭のプロパンガスの料金を下げるためにガス代の節約をしているはずなのに。。。いつもより異常に使用量が増えている時は、契約しているガス会社に連絡し各設備、機器の点検をしてもらいましょう。


プロパンガスの圧力は、2.3~3.3MPaなので都市ガスよりも高いのでガスコンロや給湯器など正しい使用方法、お手入れの仕方、信頼のおけるガス会社と契約し保安業務をしていただくと安心です。

空気より約1.5倍の重いのでガス漏れが生じると家の低いところにたまります。ガス警報器は、足元に設置しましょう。

LPガスは本来無色無臭ですが、ガス漏れを発見しやすいようにわざとタマネギの腐ったような臭いをつけてあります。この臭いの成分は燃えると無臭になるため、LPガスが正しく使われている限り臭うことはありません。もしもガス臭いと感じたらすぐにご連絡ください。

引用:相馬ガスグループ LPガスの性質

プロパンガスは、無味無臭のためニオイでガス漏れを見つけるのは困難です。ガス会社各社が特有のニオイをつけて異変を感じる、おかしいと気がつくように対応しています。契約している会社にガス漏れした場合のニオイについて確認しておきましょう。

お風呂の給湯器の故障を疑おう

家庭の中で冷たい水を熱いお湯にするお風呂の給湯器が1番ガス代かかります。

給湯器が故障して、燃焼効率下がっていたらエネルギーの無駄遣いをして使用量が異常に高くなってしまいます。

給湯器の寿命(安全上問題なく使用できる年数)は、10年と言われています。

急に冷たくなったり、熱くなったりして温度が安定しない。給湯器のリモコンに時々エラーコードが表示する。など不具合症状が出てくる時期です。

燃焼系の不具合:¥18,000~¥35,000

10~15年使っている方は、給湯器の燃焼系の不具合がないかリフォーム業者に点検してもらうといいでしょう。

単価が急に上がった。契約内容、請求書を確認

ガス漏れしていない。お風呂の給湯器の故障していない。設備の不具合がないのに異常にガス代が高いときの原因はただ1つ。

契約しているガス会社が急に従量単価を上げたこと。

プロパンガスの料金の計算方法は、複雑に感じる方が多く契約内容、請求書の内容を確認しない方がほとんど。

※料金の計算方法について別記事で紹介予定です。

そのため、急に従量単価を上げてガス代が異常に高くなってもおかしいと気が付かない方が多いのも事実です。


プロパンガスの小売業者は、2万社以上とも言われているため中には契約重視の会社が存在し問題になっています。

切り替えを検討している方に今よりも安い従量単価で提案し契約をとる。半年後に異常に高い基本料金、従量単価に変更する会社も存在します。


契約書にガス料金の詳細(基本料、従量単価)が記載されているか。料金の改定(基本料金や単価の値上げ)する場合連絡があるか。

ガス会社を切り替える前に信頼のおける会社かしっかりと契約内容を確認しましょう。


普段から毎月届くガスの請求書の利用金額の内訳を確認して内容に間違いないか判断できるようにしておくことが重要です。

信頼のおけるガス会社とは

信頼のおけるガス会社の契約書には、プロパンガスの供給について、設備などの内容、異議申し立て、利用開始日、利益調整の定め、利用対象設備の使用・管理、解約について、解除について、供給設備の撤去、協議事項、管轄裁判所、契約書面の保持、保安期間の所在地や電話番号の記載。

その他、料金体系(基本料金、従量単価、出納手数料など)、計量方法、設備の維持管理方法、設備にかかる費用負担、保安業務などプロパンガスの利用について記載があります。

書面として利用規約を契約書に残せる会社は、万が一トラブルがあっても対応が早く安心です。


また、大手ハウスメーカーが提携しているガス会社は、配管設備や取付工事費などの初期費用を負担できる会社であることから経営基盤がしっかりしていると判断できます。

ハウスメーカーから紹介されたガス会社は、評判を落としたくないためやむをえず単価を上げる場合お客様に丁寧な説明をしてくれるのでおすすめです。

※ハウスメーカーと提携しているガス会社について後日記事にまとめます。

サイサンガスは、大手ハウスメーカーのタマホームや静岡県の沼津市岡宮に本社があり沼津、三島、富士地区に力をいれている工務店standardと提携してます。

※サイサンガスの口コミ、評判について後日記事にまとめます。

信頼のおけるガス会社と契約すれば異常に高いと感じることは少ないでしょう。

まとめ:プロパンガス代が異常に高いと感じた時の対処法

家庭でプロパンガス代が異常に高いと原因は、設備や機器の故障とガス会社の急な単価の値上げです。

  • ガス漏れしていないか確認する
  • お風呂の給湯器の故障を疑おう
  • 単価が急に上がった。契約内容、請求書を確認

ガス漏れしていると大変危険です。日ごろから点検、整備を心がけましょう。また、信頼のおけるガス会社と契約し保安業務(ボンベ容器や設備の点検、調査)を行ってもらうと安心です。

お風呂の給湯器の寿命はおよそ10年と言われています。燃焼効率が悪くなりガス使用量が増える場合もあるので時期が過ぎたら故障前に買い替えおすすめします。


相場や適正価格以下の単価を提示するガス会社は、要注意です。半年後、1年後にガス代が異常に高くなる可能性があるため信頼のおける会社に切り替える必要があります。

ガス会社の契約書の内容と毎月届く請求書を確認して無駄に払いすぎてないかチェックしてみてください。