こちらの記事では、テレビを見る時の一番最適な視聴距離と部屋の広さ(6畳、8畳、12畳以上)に合わせて最適なサイズを紹介します。
各部屋、どのくらいのサイズのテレビを選んだらいいのか。参考にしてください。
数年前までは、ディスプレイサイズが大きいテレビが好まれていましたが4Kテレビの普及により画質も重視されるようになりました。
我が家でも部屋の広さを考慮せず大画面を優先したばかりに6畳の子供部屋に設置したテレビは無理して55インチを選び音のバランスが悪くなるし最適な視聴距離も保てず目も疲れてしまいサイズ選びを失敗した経験も。
逆に10畳以上の部屋に32インチなど小型テレビを選ぶとニュースや映画のセリフも聞き取りにくくなるためサウンドバーなどの外部スピーカーを増設し思わぬ出費に後悔してしまう方も多いようです。
2020年になると内蔵スピーカーの性能がアップしたことから部屋の広さに適したテレビのサイズ選びをしっかりすることでネット配信されている映画や音楽番組などテレビ単体で迫力のある音を楽しむことが出来ます。
部屋の広さに合わせたテレビサイズについて
テレビを見る時、一番最適な視聴距離があります。
画面に対して近すぎると画面の粗さが目立つし目も疲れてくる。あまり遠くから見ると画像も音質も迫力にかけます。
家電量販店のAV機器に詳しいスタッフに確認したところ最近の4K以上のテレビは、『画面の高さに対して3倍』の距離を保つのがいいと教えてもらいました。
画質が鮮明になっているので多少近くても問題はないようです。
我が家が6畳の子供部屋に設置した55インチテレビの画面縦幅は68.45cmです。最適な視聴距離は、およそ3倍とるので68.45cm×3=205.35cm以上離れてみるべきと言えます。
中京間で6畳は約364cm×273cmなのでテレビを壁に設置したら反対の壁でみるとやっと目も疲れず臨場感ある音を楽しめることに(汗)
部屋の広さに合わせたテレビサイズ
- 6畳部屋では、43~46インチ
- 8畳部屋では、49~55インチ
- 10~12畳部屋では、55~65インチ
我が家のように狭い部屋に大画面のテレビを選んでしまうと圧迫感がありストレスも感じました。
部屋のサイズにマッチした機種を選ぶことで商品価格も抑えられるメリットがあります。
6畳の部屋におすすめの4Kテレビ
6畳の部屋におすすめしたい内蔵スピーカーだけで高音質なテレビを厳選して紹介します。
LGの43UM7500PJA:下向きスピーカーの音の広がりに注目
6万円前後という低価格ながらいま映し出している映像と調和し音が360°移動するサウンド規格「DOLBY ATMOS」を搭載しています。
スピーカーは、下向きに設置されているけどこの機能があるから立体感のある音で6畳の部屋中を包んでくれること間違いないと言えます。
AI搭載の高性能処理エンジンを搭載していることから今見ているコンテンツよって画質と音を最適化してくれる。リモコンの細かな設定しないで最高の音と映像を楽しむことが出来ます。
SHARP AQUOS 4T-C45BN1:内蔵スピーカーが素晴らしい!
価格は、10万円前後とLGと比べてみると少し高めですが納得させるほどの評価の高い「フロントオープンサウンドシステムプラス」が人気があります。
最大出力35w 2.1ch 3ウェイ5スピーカーを搭載しているのでまるでセンタースピーカーやサウンドバーを付けているかのように映画のセリフが聞き取りやすくおすすめな1台です。
8畳の部屋におすすめの4Kテレビ
子供部屋や客間に多い8畳のスペースにおすすめなテレビのサイズは、49インチ~55インチです。
内蔵スピーカーのスペックアップで少し広い部屋で迫力ある音を体感するためにはテレビの価格帯も20万円前後となります。
TOSHIBA REGZA 50Z740X:重低音が響く。ライブ映像や音楽番組が楽しめる
テレビは、何十年も前から東芝製だとこだわっていた方はご存じの重低音のバズーカーがこの機種にも搭載されています。
内蔵スピーカーにクワッドパッシブ重低音バズーカーウーファーを搭載しているのでサウンドバー増設なしで8畳の部屋が映画館にいるような感覚になるかもしれません
東芝のレグザエンジンは、ゲームをする方から処理スピードが格段に速いと好評です。
※2020年5月末時点で4K液晶レグザのハイエンドモデルとなっています。
全面直下LEDバックライト搭載しているのでサッカーやラグビーなどの激しいスポーツをテレビ観戦も精彩に映し出してくれます。
我が家では、外付けHDDを接続するだけでタイムシフト機能が使えて過去番組の視聴可能なことから展示品で一番安く55Z710Xを購入して1年ほど経ちました。内蔵スピーカーが物足りないのでサウンドバーの増設も検討しています。
部屋の大きさに合わせてサイズ選びする時にスピーカーの設置位置、音の広がり方などチェックしておくことも重要なポイントだと感じました。
いまのところ有機ELの液晶パネルの価格が下落傾向であるものの高値で推移していることから数年後、底値になった時点でREGZA 50Z740Xを買おうかと検討中です。
※2020年5月末時点、Amazonで取り扱いがありませんでした。楽天市場でマサニ電気が最安値でした。税込179800円となっています。商品価格の推移として参考にしてください。
2020年6月からクラウドAI高画質テクノロジーで視聴ジャンルクラウドから取得して2K映像を4K解像度にアップしてくれます。
SONYブラビアKJ-55X9500H:映像と音の一体感がすごい!
8畳の部屋になるとテレビの両脇にスペースが生まれます。
勉強机や端においたソファーに座って斜めから画面を見た場合でも直下型LED部分駆動搭載しているのでとにかく見やすいです。
SONYは、もともとウォークマンなどの音響関係に強いブランドということもあり「画面から聞こえる音」を再現したアコースティックマルチオーディオに注目しています。
ドルビーアトモス本体上に設置された2カ所のスピーカーが映像と音に一体感を出してくれます。
操作性のいいandroidTV搭載しているためPrime Videoや無料で楽しめるYou Tubeの視聴も可能です。ゲームや知育などの人気アプリもダウンロード出来るので最近の生活環境に合ったおうちで楽しめる家電だと思います。
10~12畳以上の部屋におすすめの4Kテレビ
10畳以上の広い部屋、リビングなどには55~65インチがおすすめと言われています。
広い空間でも内蔵スピーカーだけで立体感のある音を作り出すには、2020年5月時点でシャープのAQUOSの8T-C60CX1とパナソニック、VIERA 55GZ1800の2択だと思います。
8T-C60CX1:AQUOSのフラッグシップモデル8K放送対応
8K Pure Colorパネル搭載していることから高画質は間違いない。
鮮やか、明るい、これ以上の表現が難しいほどとてもキレイです。一眼レフカメラで撮影したかのような高精細画面というのがわかりやすいかもしれません。
8K放送は、22.2CHで音響を作ります。8T-C60CX1は、ワイドエリアサウンドシステムを採用しスピーカーを斜めや横に配置最適な視聴距離で座った場合、音を包み込む臨場感があります。
8Kの高精細な画面と高音質で部屋全体を包み込む音の組み合わせた10畳以上の広い部屋に置きたいテレビです。
Amazonでの価格が37万円と発売当時からすると値段が下がってきています。今後、一番安く買える時期、底値で推移した際、記事追加してきます。
Panasonic VIERA 55GZ1800:立体音響で音楽、映画楽しめる
55インチの大画面、有機ELテレビが20万円台で購入出来るようになり値ごろ感が感じられる1台です。
SONYブラビアKJ-55X9500Hと同様にドルビーアトモス対応しているので立体感のある音質で音楽番組や映画を楽しめます。
内蔵スピーカーに3ウェイ2.2CH、ダブルウーハーの合計80Wという高スペックのサウンドバー型スピーカーついています。
音響環境をパワーアップする必要がなく55GZ1800のみで完結するから部屋のスペースを有効活用できるのも魅力です。
画像処理の制御は、Dot Contrastパネルコントローラー搭載で明るさと色情報を個別制御出来るのが特徴です。
画面の明るさによって豊かな階調を忠実に描き出す「ヘキサクロマドライブ プラス」も評価が高いです。
まとめ
部屋の広さに合わせてテレビのサイズを選ぶことで我が家のように余分な出費を抑えることが出来ます。
AV機器に詳しい家電量販店のスタッフに教えていただいた最適な視聴距離は、「テレビ画面の高さの約3倍離れること」
各部屋、どのくらいのサイズのテレビを選んだらいいのか。
- 6畳の部屋なら・・・43~46インチ
- 8畳の部屋なら・・・49~55インチ
- 10~12畳以上の部屋なら・・・55~65インチ
見る方の身長も違いますしテレビを見た時の姿勢も同じでないため。部屋の広さに適したテレビのサイズ選び1つの参考データとして見ていただけたら幸いです。
家電メーカーも最適な視聴距離を取って聞くことで最高な音響環境になるよう設計開発しています。
部屋の広さとディスプレイサイズを考えて2020年モデルの中で内蔵スピーカーのスペックに優れ高画質なテレビの中から機種選び参考にしていただけたらうれしいです。